大谷は「1番」で驚異的進化! 役割果たしつつ4試合で18打数8安打、2本塁打、7打点

公開日: 更新日:

 死球による骨折で離脱したベッツ(31)に代わり、1番打者を務めている大谷翔平(29)が打ちまくっている。

 打順が2番から1番に繰り上がった日本時間18日のロッキーズ戦からの4試合で計18打数8安打、2本塁打、7打点。「絶好調が続いている」とドジャースのロバーツ監督も目を細める。

 大谷はそもそも早打ちだ。少年時代から投手がカウントを取りに来る甘い球を積極的にスイングしてきた。実際、2番が多かった17日までの19本塁打のうち、最多は初球を叩いた5本。19本中、9本は2球目までに仕留めたものだ。1番は相手投手に球数を投げさせるのも重要な役割。それだけに不向きという見方があったものの、そんな声を吹き飛ばすような爆発ぶりだ。

 ここまで4試合の計21打席中、初球からスイングしたのは3分の1の7回。初回の打席に限れば、4試合で計16球、相手投手に投げさせている。4試合で放った8安打はそれぞれ6、4、3、3、3、3、5、4球目をとらえたもの。本塁打の2本にしても4球目と3球目を仕留めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾