新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

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 実際、5月26日の先場所千秋楽後、6月2日には地元・石川県で行われた優勝祝賀会に出席すると、16日には名古屋で相撲とバスケットボールのBリーグ名古屋との合同イベントに参加。名古屋場所初日の1週間前となる今月7日には、これも地元の石川県・津幡町で優勝祝賀パレードが行われる。6月4日に再開した稽古前には、先場所後に二所ノ関部屋から独立した部屋付きの中村親方(元関脇嘉風)と力士8人の引っ越しもあり、バタバタすると同時に部屋の指導体制、稽古相手など環境も変わった。

 この日、愛知県安城市の二所ノ関部屋で会見した新関脇大の里は、「大事な場所になる。上に目指すものがある。しっかり結果を残して、喜んでもらえるように頑張りたい」と話したが、大関へのハードルは低くはない。

  ◇  ◇  ◇

 本文中でも触れている大の里の稽古態度について、「師匠の二所ノ関親方が見ている前で、堂々と稽古をサボることもあるくらい。師匠は苦い顔をするものの、部屋の出世頭だからか強くは言わない」とは角界関係者だ。

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