なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

公開日: 更新日:

 特派員のひとりがこう言った。

「1番打者になってからだいぶ、ボールを見極めるようになりましたけど、それでも得点圏に走者がいるときは早打ちの傾向があります。しかも、チャンスの打席ほど、難しい球に手を出している印象が強い。チャンスでいい当たりが出ないことについて本人は力みを否定していますけど、在籍時に一度もシーズンを勝ち越せなかったエンゼルスから、プロスポーツ史上最高額の1000億円超で、常勝球団のドジャースに移籍した。

 本人は手にするカネが大きくなればなるほど責任も大きくなると考えている。いまはエンゼルス時代と違って結果を出して当然という立場。チャンスの打席ほど何とかしたい、何とかしなければという気持ちは強くなって当然でしょう。本人は意識しなくても、自然と力が入ってしまうのですよ」

 ともあれ、いまの大谷に勝負強さまで加わったら、それこそ鬼に金棒ではないか。2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)、ナ・リーグでは1937年のジョー・メドウィック(カージナルス)以来の三冠王もいよいよ現実のものとなるに違いない。

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