巨人・坂本勇人は復帰戦で4タコ…このままダメなら大城卓三は“一塁逆戻り”待ったなし

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 巨人が12日のDeNA戦でサヨナラ勝ち。6連勝で首位を守った。

 一塁での起用が続いていた大城卓三(31)が、約1カ月ぶりにスタメンマスク。好調な打撃は九回の先頭で二塁打を放ち、サヨナラ勝ちに貢献したが、先発の戸郷が四回に3連打を浴びて同点とされるなど、捕手としてエースを勝利に導けなかった。

 一方、不振のため二軍落ちしていた坂本勇人(35)がこの日から一軍復帰。三塁の守備では、三塁線の打球をダイビングキャッチする超美技があったものの、打っては4タコに終わった。

 九回無死二塁から二ゴロを打って走者を進めた場面が唯一の見せ場。阿部監督は「最後ああいう打撃(進塁打)もできる」と目を細めたが、本来なら試合を決めないといけない打者である。

「良くはないけど明日も頑張ってほしい」と阿部監督は言ったが、調子の上がらない坂本をガマンして使い続けるつもりはない。前日に「勇人がダメだったら、今の(スタメン)の形に(戻す)」と話している。

 大城卓は捕手にこだわりがあるが、坂本が復調しない限り、早々に捕手・岸田、一塁・大城卓、三塁・岡本和の布陣に戻ることになる。「捕手・大城卓三」が次に見られるのはいつかーー。

  ◇  ◇  ◇

 坂本はファームにいる間、桑田二軍監督の“斬新アドバイス”に「感激した」そうだ。いったいどんな指導が行われたのか。

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