大の里が追求すべきは「技」より「パワー」 大関とり土俵際…あと1敗で振り出しに

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 大の里は入門5場所目の今年1月場所から3場所連続2ケタ勝利。先場所は賜杯を掴み取った。もはや「若造」と侮られる存在ではなく、全力士から対策を練られている。ならば、どうすればいいのか。

「右差しにこだわらないことです。大の里としては右を差せば安心できるのかもしれないが、差すことを前提で当たっても、あまり威力は出ない。差すことばかり考えていたら、この日の琴桜のように対策を取られると何もできなくなる。だからこそ、とにかく前に攻める相撲を心がけるべきです。大の里の最大の武器は192センチ、181キロの恵まれた体格から繰り出される破壊力。立ち合いで強く当たり、突き押しで攻め、流れの中で右を差せるなら差せばいい」(前出の親方)

 いまはまだ、「技は二の次」でも良いということだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大の里の稽古態度について、「師匠の二所ノ関親方が見ている前で、堂々と稽古をサボることもあるくらい。師匠は苦い顔をするものの、部屋の出世頭だからか強くは言わない」とは角界関係者。いったいどういうことなのか。

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