巨人・浅野翔吾が劇的1号満塁弾! 屈辱の二軍落ちから4カ月…阿部監督の喝で“確変”

公開日: 更新日:

 2年目のドラ1男がド派手な仕事をやってのけた。

 9連戦最後の昨14日の阪神戦で、巨人の浅野翔吾(19)が「8番・右翼」で4月6日以来となるスタメン出場。0-0の四回2死満塁から、阪神・及川のスライダーを虎ファンで埋まる左翼スタンドへ、1号グランドスラムを叩き込んだ。今季初安打は今季チーム初の満塁弾。初めて上がった東京ドームのお立ち台では「めちゃくちゃうれしい。満塁だったのでバットを短く持ってエンドランのように打ってやろうと思った」と初々しかった。

【写真】この記事の関連写真を見る(17枚)

 高卒2年目の今季は、開幕一軍入りを果たしたものの9打数無安打。阿部監督に「本当に狙った球、球種が来たのか。それでスイングをかけられたのか」と厳しく指摘され、二軍落ちを告げられた。

 あれから4カ月。二軍戦では74試合で打率.255、8本塁打、34打点も、今月は.462と調子を上げていた。阿部監督は「冗談だけど、打てなかったらすぐサヨナラするぞ」と送り出したという。左腕のスライダーを狙い打ったかについては「それは分からないけど、狙って打っていたら大したもの」と目を細めた。

「頭」さえ使えるようになれば、勝負の秋に向けて貴重な戦力になりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到