山本由伸がライバルの猛追かわすドジャース最後の切り札 故障明けの実戦形式で155kmマーク!

公開日: 更新日:

ポストシーズンは先発ローテの軸になる

 エース右腕グラスノーが右肘腱炎で15日間のIL入りするなど、投手、野手とも故障者続出のドジャース。ポストシーズンに向けて厳しい戦いを強いられそうだが、地区3連覇、4年ぶりの世界一に向けた最後の切り札は他でもない山本だ。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言う。

「渡米1年目に故障で離脱したのは誤算だったでしょうが、由伸が9月に復帰できればチームにとっては理想的といえます。ポストシーズンに向けた調整になるからです。もちろん、先発陣の台所事情を考えれば、由伸にフル稼働させるのがベストではあるが、故障明けだけに無理はさせられない。ロバーツ監督はクオリティースタート(6回を自責点3以内)を目安に起用し、プレーオフでの登板に備えさせるはずです。IL入りしているエース右腕グラスノーの復帰が遅れれば、山本はチームトップの11勝(5敗)をマークしている右腕ストーンとともにポストシーズンのローテの軸になると思う。故障者が続出するド軍投手陣にあって山本は切り札になるでしょう」

 投手史上最高額の3億2500万ドル(約470億円)で入団した右腕は最も重要なシーズン終盤でその価値を問われることになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所