大谷「40-40」最速達成に立ちはだかる「かつての女房」 急成長し28年ロス五輪米代表捕手候補へ

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 他にも巧みなリードでオ軍投手陣をけん引し、メジャーを代表する捕手の1人に位置付けられるオリオールズ・ラッチマンは今季、盗塁阻止率.180に留まっているとはいえ、22年には.310をマーク。今季のポップタイムは1.95秒でリーグ8位と健在だ。

 強肩捕手との対戦が続く中、8月4日からの古巣エンゼルスとの2連戦は厄介だ。昨季、メジャーデビューし、大谷とも5位試合でバッテリーを組んだローガン・オホッピー(24)は今季、正捕手に定着。盗塁阻止率.260ながら、盗塁刺殺数26個はア・リーグ2位につけている。あのエ軍の弱小投手陣を考えれば、パフォーマンスは上出来だろう。メジャーでの評価は高まっており、早くも26年のWBC野球ソフトボールが実施される28年ロサンゼルス五輪での米国代表の正捕手候補に挙がっている。

 大谷は今季ここまで盗塁失敗はわずか4個で、成功率は驚異の.906。06年のナショナルズ・ソリアーノの147試合を抜いて史上最速での「40ー40」達成が期待されるものの、本塁打はともかく、盗塁が足かせとなり、達成がずれ込むこと可能性もありそうだ。

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