【追う阪神 セV争い舞台裏】老将・岡田監督またもメディアとスッタモンダ…新聞見出しにまで苦言

公開日: 更新日:

 岡田監督は就任1年目から、メディアとのすれ違いが生じ、何度か取材拒否をしている。

「それが1日だけのときもあれば、長期間にわたることも。今季は開幕から2カード連続で負け越した直後、岡田監督は『ちょっと想定外』と発言した。一部メディアがこの『想定外』という言葉をデカデカと報じたことに激怒。岡田監督は『想定内』と言いたいところを『想定外』と言い間違えたようですが、ただでさえ敗れた直後でピリピリした空気の中、短時間の囲み取材でそこまで察知するのは容易ではない。かねて岡田監督は『報道陣に自分の意図が伝わらない』と不信感を抱いていたこともあり、長期の取材拒否に発展しました」(同)

 岡田監督は「アレ」や「おーん」など独特の言い回しをするうえ、話の主語を飛ばすことがある。11日のDeNA戦後の一問一答でも、「あれおまえ、(ウィックが)変えとったやん」とカッコ書きがある。別の放送関係者は、「誰のことについて話しているのか、分からないケースもあるのは確かですが……」と、こう続ける。

「そうはいっても、関西メディアは阪神を応援するスタンス。ドジャース大谷翔平が活躍しても基本、スポーツ紙の1面は阪神です。チームへの批判的な記事や番組はほぼ皆無。そこは岡田監督も分かっているはずですが……」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー