来季の大谷はMAX165kmの自己記録更新に現実味 肘ハイブリッド手術後に急速アップの前例ズラリ

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(30)が史上初の快挙に向けてカウントダウンに入った。

 日本時間12日のカブス戦でキャリアハイとなる47号ソロを放ってメジャー通算218本塁打とし、秋信守(レンジャーズ他=韓国)の持つアジア出身選手最多記録に並ぶと、48個目の盗塁も決めて「47-48」に到達。前人未到の「50-50」が目前となり、本塁打と打点(104)は再び、ナ・リーグトップに立った。

 好調な打撃、走塁同様、右肘靱帯修復手術からの復帰に向けたリハビリも順調だ。11日にはカブス戦を前に本拠地ドジャースタジアムで、投球練習再開後、今季5度目のブルペン入り。最多の20球を投げた。去る5日に投球練習を行ってから中5日でのブルペン入りで、今後も同じ間隔で調整するという。

 今後の回復次第では、投打の二刀流として復帰が見込まれる来年3月のカブスとの日本開幕戦で、術前以上の剛速球を披露するかもしれない。

 大谷が受けた肘の靱帯に人工の補強材を入れるハイブリッド手術は、靱帯を移植するトミー・ジョン手術と比べて手術例は少ないものの、復帰1年目から球速がアップする傾向が見られるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ