リアル×バーチャルの新ゴルフリーグ「TGL」始動で一番得するのは誰? 時短かつエンタメ志向でファン層拡大へ

公開日: 更新日:

 バーチャルとリアルの組み合わせで行われる新しいゴルフのリーグ戦が7日に開幕。14日の第2戦にはT・ウッズが登場する。

 この新リーグは、米フロリダに新設されたアリーナが会場。ドライバーやアイアンのロングショットは巨大なスクリーンに向かって打つ、いわゆるシミュレーションゴルフ。50ヤード以内は天然芝のフェアウエーやラフ、バンカー、形状を変えられるグリーンなどでプレーする。

 試合形式は全6チーム(各4人)が参加する総当たり戦で15ホールのマッチプレー。9ホールは4人の団体戦で、残り6ホールは個人戦となる。選手はマイクをつけてプレーするため、観客やテレビ視聴者は選手の会話も楽しめる趣向だ。

 上位4チームが準決勝に進み、決勝戦は3戦2勝で勝利。賞金総額の2100万ドル(約33億円)は優勝チームの総取りとなる。松山英樹も参戦し、R・マキロイがキャプテンを務める「ボストン・コモンゴルフ」に名を連ねた。

 ゴルフライターの吉川英三郎氏はこう言う。


「ウッズとマキロイの共同会社が発案してスタートしたこのTGLは、PGAツアーから多くのトッププロを引き抜いたLIVゴルフ(1チーム4人の12チーム、ショットガン方式で3日間競技)に対抗するかのように団体、個人戦が行われ、試合時間も約2時間とスピーディーです。試合は1日1マッチで、残りの4チームはオフ。通常のツアー競技のない月曜日などのプライムタイムに生放送されるので若者や新しいゴルフファンの開拓が期待されています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも