来季の野手・大谷翔平に「メジャー史上2人目の偉業」の期待…制約多い二刀流こなしながらでも可能性十分

公開日: 更新日:

達成はウラジミール・ゲレロ(01、02年)のみ

 大谷はエンゼルス時代から「グリーンライト」を認められ、昨季も自身の判断で盗塁を量産。投手の左右にかかわらず「総合的に判断してセーフになると確信する機会が増えた」と自信たっぷりに話していた。

 ローテに復帰する今季は現実的に2年連続「50-50」は厳しいが、リアル二刀流実質1年目だったエンゼルス時代の21年には26盗塁、右肘靱帯と右脇腹を痛めて135試合の出場にとどまった23年は20盗塁をマークした。投手としての起用にある程度の制限が課されるうえ、大谷の長打力と機動力があれば「50-50」は難しくても、昨季同様「トリプルスリー」(3割、30本、30盗塁)をクリアするのは十分に可能だ。

 過去、2年連続で「トリプルスリー」を達成したのは、メジャーの長い歴史の中でも、エクスポズ(現ナショナルズ)のウラジミール・ゲレロ(01、02年)しかいない。

 今季の大谷は投打の二刀流をこなしながら、史上2人目の偉業を達成しても不思議ではない。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が濃厚だという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  3. 3

    だから今年の日本女子オープンはつまらない…“簡単コース”で予選カットラインは史上最少「-1」

  4. 4

    森保監督がブライトン三笘薫を代表招集外にしたウラ側…10日パラグアイ戦、14日ブラジル戦へ

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  2. 7

    フリーの風間俊介&生田斗真は大活躍も…旧ジャニ「ドラマ班」次世代は“自称”止まりの寂しい現状

  3. 8

    テレビはグルメ、熊、線状降水帯ばかり…もっと大事なことを放送したくないための隠れ蓑か

  4. 9

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  5. 10

    次の自民党総裁選が誰でも菅義偉が“陰の主役”…絶対王者の力の源泉は何なのか?