ドジャースを“新・悪の帝国”にした大谷翔平の「97%後払い契約」…勝てなきゃ破産へまっしぐらの自転車操業

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負債を清算するには、勝ち続けることで利益を得る以外なし

「後払い契約はもともと、1990年代に一般的な手法だったのです。後払いを連発して選手を集め、2001年のワールドシリーズを制したのがダイヤモンドバックスでした。ところが、いずれ支払わなければならない後払いによって後に経営破綻した経緯がある。後払いは利息まで付けて返済する義務が生じるため、経営者は大きな負債を抱えることになるわけで、2010年代に入ると一般的ではなくなった。例えば代替わりしたヤンキースのスタインブレナー家やカブスのリケッツ家は家業を守らなければならないし、後先考えない投資はやりづらいのです」

 そこへいくとドジャースはベッツ(32)やフリーマン(35)を獲得したころから後払いを重ねていたが、負債を清算するためにも後戻りできない状況を決定付けたのは大谷翔平(30)の1000億円超の97%が後払いの契約だろう。

 大谷に非があるわけではないにせよ、現時点で後払いの総額は1500億円超といわれる。補強に補強を重ね、勝ち続けることによって利益を得ていく以外に負債を清算する方法はない。球場を満員にし続け、継続的にスポンサー収入を得る。その実態は借金返済のために借金を重ねる自転車操業とも言える。

 スタインブレナー・オーナーが「結果につながるかな」と疑問を呈したように、過去、金満球団が頂点に立てなかった例は枚挙にいとまがない。大谷効果で世界一になって潤ったドジャースは今後、綱渡りの状態が続く──。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が濃厚だという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。

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