大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

公開日: 更新日:

 実際、メジャー1年目の大谷は、オープン戦2試合に先発、計2回3分の2で9安打9失点、防御率27.00とボロボロだった。エンゼルスのキャンプ地も同じアリゾナ。滑りやすいメジャー球の扱いに手を焼いたクチだ。

 大谷はこの年、6月上旬まで9試合に先発して4勝1敗。ローテーション投手のひとりとして機能するようになったのは、本人の言う「慣れ」だろう。だが、右肘靱帯を損傷して6月6日のロイヤルズ戦以降は9月に1試合投げただけ。10月に右肘靱帯の修復手術を受けた。

 佐々木は前日、通常練習の後に居残りで強めのキャッチボールや重い球を使った壁当てを繰り返した。まだメジャー球が手の内に入っていないのだろう。大谷が言うところの「慣れ」。つまり時間が解決してくれるのかもしれないとはいえ、大谷のように肘にダメージがくることはないか心配にもなってくる。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が濃厚だという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも