ドジャース大谷 日本開幕戦までに強いられる打撃の突貫工事…オープン戦のノルマは50打席

公開日: 更新日:

 ドジャースのバッテリー組に続き、野手組のキャンプが日本時間16日にスタート。今季、投打のリアル二刀流復帰を目指す大谷翔平(30)の調整がいよいよ本格化する。

 デーブ・ロバーツ監督は右肘と左肩の手術明けの大谷をオープン戦で登板させない方針を明かしており、打者としては「初戦からかは分からないが、早い段階で(アリゾナ州で行われるオープン戦の)カクタスリーグの試合に出場すると思う」と見通しを示した。

 大谷はエンゼルス時代からオープン戦での打席数は50前後を目安にしている。球種の見極めやタイミングなど、打席での感覚を重視するタイプだけに、試行錯誤を繰り返しながら、開幕に向けて調整するには50打席前後が必要になる。ましてや昨年のワールドシリーズ終了後の11月上旬、損傷した左肩の関節唇を修復する手術を受け、現在はリハビリ中だ。キャンプ初日のフリー打撃では柵越えを連発したものの、「完全に違和感がないという状態ではない。一番は可動域の制限。肩は特に複雑な構造なので、もう少し時間をかける必要がある」と不安を隠さなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束