ドジャース佐々木朗希 異例の「マイナー相手に実戦登板」で見えた首脳陣の痛恨トラウマ

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長期離脱は回避したい

 特派員のひとりは「昨季の山本由伸の二の舞いを避けたいのです」とこう続ける。

「渡米1年目の由伸はキャンプインからエンジン全開。計2度のライブBPで、いきなりMVPコンビのベッツ、フリーマン、ベテランのヘイワード(現パドレス)といった主力相手に全力で立ち向かった。オープン戦もいきなり2023年のワールドチャンピオンである強打のレンジャーズ戦に初登板すると、その後はホワイトソックス、マリナーズと強力打線相手のマウンドが続いた。

 その上、パドレスとの韓国開幕シリーズ第2戦(1回5失点KО)の大役を任された心身の負担もあり、6月に右肩痛で離脱を強いられた。朗希は日本でも年間を通してローテを守った経験はなく、何かと故障も多かった。いきなり強敵相手に全力で腕を振ってケガをされるのが一番怖い。去年の由伸のような長期離脱は回避したいのです」

 佐々木はカブスとの日本開幕シリーズ第2戦(3月19日)の先発が内定しているとはいえ、あくまでも「万全の状態」(ロバーツ監督)が大前提となる。

 昨季の山本と同じ轍を踏ませないためにも極力、石橋を叩いて渡ることになりそうだが、果たして開幕に間に合うかどうか。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、先日結婚を発表した佐々木の女性関係とは、いったいどのようなものだったのか。タワマン周辺で目撃された「モデル風美女」とは。そもそも、いつからタワマンに住んでいたのか。ベールに包まれていた私生活はどのようなものだったのか。

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