自分勝手すぎる!既婚者を「婚活アプリ」で見抜くポイント。自称“ペットを飼ってる”男性が怪しい理由
なぜ既婚男性が?
先日、独身だと嘘をついて婚活アプリに登録して女性を騙した既婚男性に対し、裁判所が賠償金の支払い命令を出しました。
アプリに潜む既婚者はどうやったら見破ることができるのでしょうか。
【内藤みかのあたらしいのがお好き】
そもそもなぜ、すでに結婚している男性が、独身だと虚偽申請してまでアプリに登録するのでしょうか。
遊び相手が欲しいのであれば、既婚者同士のアプリがあるかそこで探すほうが効率が良さそうなのにに、なぜあえて婚活アプリを選ぶのでしょう。
以前「結婚する気がないのに婚活アプリに登録していた」と語る男性から話を聞いたことがあります。その人は「婚活アプリなら遊んでいない女性が多いので、病気の心配もないと思った」と自分勝手な理由を語っていました。
安全に安く遊びたい
エッチ目的の人が多く、ワンナイトOKというノリのアプリだと、病気の感染が怖いのだそうです。その点、真剣に結婚を考えている女性は不特定多数と関係したりはしていないだろうから、安全に遊べると考えて婚活アプリで女性を探したのだとか。
風俗で遊ぶことも考えたけれど、お金がかかることが難点だったのです。アプリで出会った女性となら、ホテル代を払うだけで済みます。相手の女性がひとり暮らしなら、彼女の部屋で会えばお金をかけずに遊べるのがありがたいのだとか。
ズルい男性もいる
真剣に婚活をしている女性を、安く安全な遊び相手ととらえてしまう、そんな許せない思考の男性が、残念ながら数多くいるのが現実です。独身証明書の提出を義務付けていないアプリの場合、既婚男性であっても登録できてしまうからです。
特に既婚男性の場合、妻に家計をコントロールされ、少ないお小遣いでやりくりしている人も多いはず。そういった経済状況では、遊びたくても風俗は難しいので、アプリで相手を探そうとするのです。
バレたら修羅場
筆者の周囲でも、結婚を考えていた彼氏が実は既婚者だったことが判明し、修羅場になった事例がいくつかあります。この手の被害が増えている気がするのは、コロナ禍を過ぎ、自由に行動できるようになったこともあるのでしょう。
結婚相手を探しているのに、結婚できるわけがない既婚男性に弄ばれるなんて許せないですし、被害を訴えても巨額の賠償金が得られるわけではないようです。
だとしたら、女性としては既婚男性を見抜き、自己防衛していくしかありません。
「ペットにエサをやらなくちゃ」は嘘
既婚男性の多くは、アプリで知り合った女性に本名を明かしたがりません。本名で検索されたら、SNSなどで結婚式の画像などが出てきて、バレてしまうからです。また、家庭があると知られたら困るので、自宅住所も教えたがらないものです。
そして既婚男性は、お泊まりデートを避け、自宅に戻りたがります。その理由が「ペットにエサをやらなくちゃ」とする人も多いです。
または「妹と一緒に住んでいる。妹がびっくりするから僕の部屋には連れて行けない」などと、家族がいる事実をぼかして伝えることもあります。
ポイントは年末年始
既婚者を見破る時期として、かなり重要なのは年末年始です。年末年始は家族と過ごす人が多いので、会ってはもらえないからです。そして最もチェックすべき時間は、新年になった瞬間です。
交際関係にあるのなら、あけおめメッセージをやり取りし合うのは当然だと思うのですが、それがすぐに送られてこなかったり、実家からなかなか通話してもらえなかったとしたら、少し怪しんだほうがいいかもしれません。
自分にやましいことがなく、結婚を本気で考えてくれているのなら、本名や自宅を伏せる必要はないはず。あまりに隠し事が多い場合は「もしかして既婚者だったりして?」と軽い感じで質問し、「もし既婚者だったら訴えちゃうからね〜?」くらいはクギを刺しておくのもいいのかもしれません。
(内藤みか/作家)

















