ドジャース佐々木朗希の右肘に忍び寄る故障の足音…恩師も「たぶんすると思う」と危惧

公開日: 更新日:

 2月26日、ホワイトソックスのマイナー相手に投げたときは速球が151~155キロ。制球に自信がなかったのか、スライダーは4球投げただけだった。

 しかし、この日は球速がアップ。暴投や死球があったとはいえ、スライダーやスプリットのキレも制球も良かった。

 1週間前まで手につかなかったメジャー球をうまく操ったのは大きな収穫だが、メジャー球を手の内に入れた一方で、肘に負担がかかっているのも事実ではないか。メジャー経験のある元投手がこう言うのだ。

「メジャー球は日本のものと比べて若干、大きくて重く、表面がサラサラして滑りやすい。ブルペンではそうでもなかったのに、実戦になると抑えが効かず、どうしてもボールが上ずる。それを防ぐためにはボールを強く握る必要がある。そうやって投げているうちに、肘から手首にかけての前腕が張り、次第に肘が痛むようになった」

 ましてドジャースのキャンプ地は空気がカラカラに乾燥しているアリゾナだ。ただでさえ滑りやすいメジャー球を思い通りに投げるには、ボールをより強く握る必要がある。肘に負担がかかって当然だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん、石原さとみに立ちはだかった女優35歳限界説

  2. 2

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  3. 3

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  4. 4

    沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点

  5. 5

    視聴率トップ「モーニングショー」山口真由氏に続き…女性コメンテーター2人も"同時卒業"の背景と今後

  1. 6

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  2. 7

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  3. 8

    杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと

  4. 9

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  5. 10

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」