ヤクルト新外国人右腕はアテにできるのか…メジャー通算8試合に先発、単年1億5000万円でサイン

公開日: 更新日:

 ヤクルトの新外国人右腕、ペドロ・アビラ(28=ガーディアンズ)が昨13日、都内の球団事務所で入団会見を行い、「すごく選手ファーストに扱ってくれるチーム。闘志を前向きに出した投球を見てほしい」と語った。出来高付きの年俸100万ドル(約1億5000万円)の1年契約を結んだ。

 球団は先発ローテーションの一角として期待。米国のマイナーでは通算132試合、メジャーでは通算8試合に先発。昨季はパドレスとガーディアンズに所属し、中継ぎとして計54試合に登板した。大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言う。

「2023年はパドレスで先発として6試合に登板した。チェンジアップ系の落ちる球とカーブを駆使してゴロの山を築く。緩急をつけるのがうまく、被本塁打が少ない。23年は対左が.188で対右が.262。右投手でも左打者に強いのが特徴。本拠地の神宮をはじめ、東京ドーム、横浜スタジアムなど、狭い球場が多い日本で本領を発揮するタイプです」

 同席した小川GMは「先発の経験もありながら、ウチの足りないポジションも含めて。うまく打たせて取る。肘がうまく使えて変化球を低めに集める技術がある」と説明した。

 アビラへの期待は大きい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも