大谷は今季「死球禍」にさらされる…ドジャース44年ぶりの開幕6連勝で球団新記録に大手も

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ドジャースの快進撃が続くほどぶつけられる

 同じナ・リーグ、特に西地区のライバル球団はこれ以上、ドジャースの独壇場を許すまいと、徹底的にマークされるのは間違いない。中でも昨季、メジャー史上初の「50-50」(54本塁打、59盗塁)を達成し、2年連続本塁打王の大谷は当然、容赦なく内角攻めにさらされる。唯一無二の二刀流プレーヤーといえども死球禍に悩まされかねないのだ。

 大谷は昨季、6死球と長距離砲の割には少なかったものの、チーム全体では64個でリーグ6位と多かった。

 特派員のひとりがこう言う。

「大谷は内角を厳しく攻められても避けるのがうまい。骨折などの大ケガは考え難いですが、かねて指摘されている通り、フリーマン(35)、マンシー(34)、ベッツ(32)、T・ヘルナンデス(32)と、主力が高齢化しており、故障リスクが高い。中でもベッツ、フリーマンは毎年のように肘や手首にぶつけられており、ベッツは実際に昨季、左手骨折で約2カ月間の離脱を強いられた。大谷も油断できません。ドジャースの快進撃が続けば続くほど、相手バッテリーによる死球禍にあって、故障者が続出してもおかしくない」

 今季もド軍は主力の戦線離脱を繰り返しそうな雲行きだ。

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