巨人のプロスペクトだった秋広優人放出の波紋…ファンからは非難噴出、古株スカウトも「余波」懸念
「アマ球界の見方も変わるかもしれません」とは、古株の某球団スカウトだ。
「巨人は支配下選手をケガや不振を理由に育成に降格させるケースが後を絶たない。22年は支配下から育成になった選手は12球団断トツの13人。ただでさえ若手にシビアなところに持ってきて、秋広の放出です。そもそも秋広には、大学、社会人に進む選択肢はなかったと聞いています。身長2メートルに達する超大型選手であり、体づくりだけで3年はかかると言われていた。
大学、社会人だと指導者が持て余してしまう可能性があった。ただでさえ育てるのが難しいうえ、性格ものんびり屋。巨人のように<減点方式>で選手を評価するチームよりも、長所を伸ばしてくれる方が向いている。実際、最近の秋広は結果を欲しがり、本来のフルスイングは鳴りを潜めていた。アマの指導者たちが選手の成長タイプや性格によっては、巨人入りを敬遠するケースが出てきても不思議ではありません」
新天地で覚醒するようなら目も当てられない。
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今回のトレードは「巨人側から提案したと聞いている」との声も。どうやら阿部監督は秋広をとっくに見限っていたというのだ。いったい何があったのか。電撃トレードの舞台裏とは。
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