選手は不満言うなら今のうち?バレーボールSVリーグ大河正明チェアマンの「手のひら返し」で好機到来か
選手から不満噴出で…
そもそも、選手会の問題を巡っては、日本代表で大阪ブルテオンの西田有志(25)が4月末に自身のSNSで、「1番早いのは選手会を作って提言するのが1番なのはわかってますが」と投稿したことで初めてクローズアップされた。試合増についても、西田の同僚であるジェスキー(31)が「リーグは選手たちの体調をしっかり見てほしい。今は選手の健康よりは、お金が儲かることしか考えていないと正直思っている」と苦言を呈すなど、選手から不満の声が噴出していた。
大河チェアマンはそんな選手の声に寄り添う姿勢を示したようにも映るが、そもそも試合数については、昨年10月、スポルティーバのインタビューで、『44試合だと選手が大変なのではないか』という意見は耳にしていますとしたうえで、「ですが、(SVリーグは)やはり世界で一番タフな」リーグでなければ、と考えています。(過去に在籍していた)Jリーグも、発足当初は週に2回試合を行っていました」などと、話していた。
SVリーグは発足元年。持ち上がった課題はそのたびに改善せざるを得ない部分はあるものの、選手が声を上げた途端に“手のひら返し”だ。
その真意は定かではないが、いずれにせよ、選手は不満があれば、今のうちにぶちまけておいた方がいいかもしれない。