崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット
「10月でも天候やハワイ特有の貿易風に大きな違いはない。ハワイは湿度が低く、逆風だからといって低い球を打たなくても飛距離は大きく落ちない。ただし、日差しが強いのでグリーンの芝目はきつい。ライン読みやタッチが難しい。上位を狙うには、現地のキャディーを雇うのがベストです」
渋野は今年も数人の日本人キャディーを相棒に戦ってきたが、米ツアーで戦う日本勢はエース格の畑岡奈紗(26)を筆頭に、ルーキーの岩井明愛・千怜姉妹(23)らもみんな外国人キャディーを起用している。
「キャディーは自らの経験に加え、仲間同士で情報交換する。ルールトラブルにも迅速に対応して選手を助けてくれる。海外ではキャディーの力が大きい。岩井姉妹らはキャディーとの会話で英語も上達して、優勝インタビューも不慣れな英語で話し、観客を沸かせていたのは好感が持てます。意外性のある渋野なら、土壇場で80位以内に入ってくるかもしれませんが、来季も米ツアーで戦い、結果を残したいなら、専属の外国人キャディーを見つけるべきです」(並木プロ)
理想のドローボールを追求して足踏みが続く渋野。スイングだけでなく、相棒の変更も考えるべきだ。