ロッテ・サブロー新監督“スパルタ宣言”の成否…名伯楽が証言する巨人・阿部監督と似て非なる部分

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「基本全部。特に感じたのは点の取り方、走塁とか1点を取る執念がうちにはなかった。もちろん投手陣も。本当すべてだけど、特に感じたのはその2つ。厳しい練習をする」

 ロッテサブロー新監督(49)が8日、ZOZOマリンで就任会見を行った。

 サブロー監督は今年6月、二軍監督から一軍ヘッドコーチに配置転換されたものの、リーグ優勝したソフトバンクに31.5ゲームもの大差をつけられ、最下位に終わった。他球団との差について厳しく指摘したのが、冒頭のコメントだ。

 2023年にロッテの臨時打撃コーチを務め、サブロー二軍監督とともに若手育成に尽力したのが内田順三氏である。広島コーチ時代に金本や新井、巨人でも高橋由や阿部らを育てた名伯楽がこう言う。

「サブロー監督がロッテの二軍監督に就任して『マリーンズを常勝軍団にしたい』と言われました。それまで接点はなかったのですが、22年に誘われて1度食事をした際に野球観を語り合ったことがあります。ロッテの二軍監督時代は『熱い男』という印象。ファームの試合後に一緒に残って若手の打撃練習を指導したり、勝敗は度外視して一人でも多く若手を育てようという熱い思いが伝わってきました。今季一軍で11本塁打を放った山本(23)や正捕手に定着した寺地(20)あたりは、サブロー監督の秘蔵っ子です」

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