つまみ枝豆さん(1)中嶋常幸プロがビートたけしさんに「もう二度と一緒にやりたくない」って
九州のコースだったと思いますが、松方さんと一緒に回る機会があったんです。その時のメンバーは松方さん、たけしさん、そして当時全盛期の中嶋常幸プロ。前の晩にたけしさんと松方さんがものすごく酒を飲んでいて、コースに着いてからもベロンベロン状態でした(笑)。中嶋さんはペースをものすごく崩されて、最初のハーフのスコアはなんと45。中嶋さんがプロになってそんなに叩いたのは初めてだったそうです。
ラウンド中もいろいろありましたが、一番印象に残っているのは最終ホール。中嶋さんも、もうヤケクソだったんでしょうね。「300ヤードショットっていうのは、どういうふうに打つか教えてあげますよ」って言い出し、みんな固唾をのんで見守りました。まだスモールボールとかラージボールとか言っていた時代で、300ヤードなんて夢の数字ですから。
打った瞬間、あまりの迫力にみんな、「すごいなー」と声を上げました。結果はOB(笑)。中嶋さん、「もう二度と一緒にやりたくない」って言っていました。松方さんにフルセットをいただいたのは、このラウンド後でした。


















