岡野雅行さん(1)初心者の頃、パー5でワンオンしたことが。「どこ行っちゃった」と探したら…
岡野雅行さん(元サッカー日本代表/南葛SC事業本部長)
ゴルフと出合ったきっかけからお話ししましょうか。日大を3年で中退して浦和レッズに入ったのが1994年、入団して1年目か2年目だったと思います。レッズの先輩から「行かない?」と誘われました。
ゴルフは親父もおふくろもやっていました。特に親父は土、日はいつも家にいない。当時は「またゴルフに行ってんのかよ」なんて思っていましたが、大人になって「遊びじゃないんだ。会社の付き合いなんだな」って理解しました(笑)。
サッカーは常に動き回るスポーツ。「止まっているボールを打つゴルフなんて、つまらないに決まっている」と思いながらも行ってみたら、これがすごく面白かった。
チームの仲間4人でコースに出たものの、1人を除いてみんな素人ばっかり。ゴルフの内容はめちゃくちゃだったんですが、たまに「ゴーン!」と当たる時があって、それが快感でした。
初心者の頃は、せいぜい年に1回か2回のラウンド。いろいろありましたよ。ボールが真横に飛んだり、地面を叩いてドライバーを折っちゃったり(笑)。