新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

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 バッテリー部門も同様だ。今季の先発陣は11勝4敗とキャリアハイの成績を残した5年目の山崎伊織を除いて壊滅状態。エースの戸郷翔征が8勝9敗、防御率4.14と最後まで復調せず、期待された若手組の赤星優志、井上温大もそれぞれ6勝9敗、4勝8敗に終わった。投手コーチの責任が追及される中、「先発は苦しかった。長いイニングを投げられない投手がいた。100球を超えられない投手が多かった。1年間もたない、ガス欠する投手もいた」と他人事のようにシーズンを振り返った杉内俊哉投手チーフコーチは来季も同じ肩書のまま残る。

「新体制の組織図を見ると、続投する杉内、内海哲也両投手コーチはバッテリーチーフの村田コーチの下に連なる形になっている。杉内コーチがブルペン、内海コーチがベンチと今季とは役割を入れ替えるという話も聞いていますが、劇的な効果を望めるかどうか。200勝こそ達成したものの10試合登板で3勝4敗、防御率5.00に終わった田中将大の再生は、久保康生巡回投手コーチに丸投げ状態。戸郷も最後まで復調に導けず、指導力そのものに疑問符がついていますから」(前出の巨人OB)

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