今永昇太はカブスからのQOを受諾すれば来オフはイバラの道…19日午前6時が回答期限

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 LОが実施されれば、選手の契約交渉は保留されるだけに、今永のようにFAになった選手は、このオフに可能な限り複数年契約を交わした方が得策とされる。

「仮に今永がQОを受け入れて来オフ、再びFAになったとしても、茨の道が待っている。労使交渉に加え、来オフのFA市場には今季、2度目のサイ・ヤング賞を受賞したタイガースのタリク・スクーバル(28=今季13勝6敗、防御率2.21、241奪三振)、ロイヤルズのエースであるクリス・ブービッチ(28=同8勝7敗、防御率2.55)、オリオールズのトレーバー・ロジャース(28=同9勝3敗、防御率1.81)らエース左腕が目白押し。いずれも20代だけに、来年9月で33歳になる今永は年齢的にも市場価値は暴落しかねません」(メジャー関係者)

 今永を巡ってはフィリーズ以外にジャイアンツも関心を寄せているとされる。いずれも資金力豊富なだけに、カブスのQОを蹴ったうえで、今オフの交渉で好条件を引き出すしかない。

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