国内賞金ランク首位浮上の金子駆大は米ツアー予選会の挑戦権を得たなら迷わず前へ!
目標への道筋は人それぞれです。高校や大学時代に海外試合を経験した者や、松山英樹や久常涼、金谷拓実、中島のように、JGA(日本ゴルフ協会)のナショナルチームで日の丸をつけて戦った者も特に海外志向が強い。
学生時代に海外試合の経験が豊富な彼らと、高校からすぐにプロ入りした金子とは考え方に相違があって当然ですが、金子にしてみれば自分が想像していたよりも早く、「PGAツアー挑戦」が現実味を帯びてきたのかもしれません。
人生は一度きり。進路は自分が決めることです。しかし、5月の関西オープンでの初優勝からすぐに2勝目を挙げた金子には勢いがある。2勝目はビッグトーナメントで2位に6打差のぶっちぎりでした。米ツアーの予選会にチャレンジできる「資格」を手にしたのなら、行くべきだ、と背中を押したい。「まだ若いから次のチャンスがくる」とか「賞金王になってDPツアー経由でPGAを狙う」という考えもあるでしょうが、「来年」以降のことなど誰にもわからないし、故障や病気をしない保証もない。
世界を見れば、ゴルフも考えも大きく変わります。予選会であってもしかり。それこそ若いのですから迷っているなら失敗を恐れず、前へ進んで欲しいですね。



















