国内賞金ランク首位浮上の金子駆大は米ツアー予選会の挑戦権を得たなら迷わず前へ!

公開日: 更新日:

 目標への道筋は人それぞれです。高校や大学時代に海外試合を経験した者や、松山英樹久常涼金谷拓実、中島のように、JGA(日本ゴルフ協会)のナショナルチームで日の丸をつけて戦った者も特に海外志向が強い。

 学生時代に海外試合の経験が豊富な彼らと、高校からすぐにプロ入りした金子とは考え方に相違があって当然ですが、金子にしてみれば自分が想像していたよりも早く、「PGAツアー挑戦」が現実味を帯びてきたのかもしれません。

 人生は一度きり。進路は自分が決めることです。しかし、5月の関西オープンでの初優勝からすぐに2勝目を挙げた金子には勢いがある。2勝目はビッグトーナメントで2位に6打差のぶっちぎりでした。米ツアーの予選会にチャレンジできる「資格」を手にしたのなら、行くべきだ、と背中を押したい。「まだ若いから次のチャンスがくる」とか「賞金王になってDPツアー経由でPGAを狙う」という考えもあるでしょうが、「来年」以降のことなど誰にもわからないし、故障や病気をしない保証もない。

 世界を見れば、ゴルフも考えも大きく変わります。予選会であってもしかり。それこそ若いのですから迷っているなら失敗を恐れず、前へ進んで欲しいですね。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち