佐久間朱莉が残り4試合で狙えるこれだけの称号…米ツアー切符まで射程圏内
今季の国内女子ゴルフは、6日開幕の日米ツアー共催大会「TOTOジャパンクラシック」(滋賀・瀬田GC北C=6616ヤード・パー72)を含めて残り4試合。年間女王争いは、佐久間朱莉(22)が2週前の大会で今季4勝目を挙げ、2位の神谷そら(22)に541.47ポイント差をつけて首位固めに入った。
佐久間は今季5勝して初の年間女王になることを最大の目標にしている。当初の読み通り、あと1勝すれば女王のタイトルを手中に収めるとみていいだろうが、佐久間が狙っているのはそれだけではない。
ツアー関係者が言う。
「ツアープロにとって、年間平均ストローク60台は夢の数字です。国内女子では2022年に年間女王になった山下(美夢有.24)が初の60台をマークし、3年連続で達成。昨年はレベルが高く、1位山下、2位竹田麗央(22)、3位岩井明愛(23)の3人が60台だった。現在佐久間は70.0679ですから、どうしても70を切りたいでしょう。最終戦の会場(宮崎CC)は強い海風が名物。昨年の最終日も午前には強い風が吹いた。その影響なのか、山下、竹田はオーバーパーでした。そこが最大の難所です」


















