阪神2位・谷端将伍 野球か、食べるか、寝るか…素振り1日1000回、汗と涙の「22畳」特訓

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 星稜中へ進むと、中3時は軟式野球部で全国大会8強。星稜高へはエスカレーター式で進学。2学年上の19年ドラフトヤクルト1位・奥川恭伸巨人5位・山瀬慎之助、1学年上には20年ドラフトのヤクルト3位・内山壮真ら、そうそうたるメンバーとともに汗を流した。卒業後は日大へ進み、この秋、阪神から2位指名された。

 こうした経歴だけを見ると“野球エリート”の印象を受けるが、「まったくそういう感じではありません」と、時宗さんが続ける。

「星稜中は一般受験。ブルーウイングスの先輩たちが進学していたのを見て影響されたようです。小6秋に一念発起して受験勉強をスタート。塾などへは行かず、妻の正美(55)が夜遅くまで見ていました。入学してからも、先輩の試合に出ることは一度もなく、自分たちの代になるまでベンチ外。高校でもそう。大学進学にしても、星稜高の指定校推薦枠を利用しましたから」

 プロに選ばれるまでの歩みの裏には、生まれ持った素質以上に努力と家族の支えがあった。

 中学時代は部活を終えると、正美さんの運転で近所のバッティングセンターへ。その後は帰宅して夕食を取り、バドミントンの羽根を使ったトス打撃に、素振り──。夜10時から11時ごろまで、ほぼ毎日休むことなく自主練に励んだ。

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