今井達也が1年目から活躍すれば大損! 古巣西武が気を揉むアストロズ驚異の投手育成システム
米誌コラムニストのビリー・デービス氏はこう言う。
「コールはパイレーツ時代に多投していたツーシームを減らし、フォーシームを高めに投げることで成績が飛躍的に向上した。モートンは『これまで以上にスライダーの割合を増やした結果』と話していました。当時のルーノウGMは『ウチは回転数の多い投手を獲得する』と言ってましたけど、アストロズは球種ごとの回転数や回転軸のデータをもとに、増やした方がよい球種と逆に減らした方がよい球種を割り出し、投手に的確なアドバイスをします。データを駆使して投手の潜在能力を最大限に引き出しているのです。ルーノウGMは17~18年のサイン盗みを理由に解任されましたが、その手法はいまだ健在だと聞きました」
今井が3年契約を満了した場合、西武への譲渡金は約15億7000万円。すべての出来高をクリアすれば約17億8000万円になる。だが、1年ごとに破棄できる契約のため、今年結果を出せばシーズン終了後にFA市場に出て大型契約を狙うのは確実視されている。
アストロズのアドバイスによって今井の能力が最大限に発揮されて1年でチームを去るようなことになれば、西武に入る移籍金は約5億6500万円になる。3年間の出来高をすべてクリアした場合の3分の1程度まで減額されてしまうのだから、今井を送り出す西武にとっては痛しかゆしというか複雑な心境に違いない。


















