あのイチロー氏まで胃潰瘍に…巨人阿部監督が誰より懸念「大勢のWBC後遺症」

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前回大会後には2カ月半も離脱

 前回大会(2023年)の大勢も例外ではなかった。「上肢のコンディション不良」で6月末から約2カ月半も離脱した苦い経験がある。それだけに、昨年12月のイベントでは「チームが本当に大事。球団を代表して出るわけなので、迷惑はかけられない。球団の方と話し合いながら進めていかないと。1年間健康にいることだけを考えます」と言い、この日も「前回大会に出た年にケガをしてチームに迷惑をかけているので、そこの自覚は持ちながら、野球にしっかりと一生懸命集中して1年間取り組みたい」とレギュラーシーズンへの思いを語ったのだ。

 さる米球界関係者がこう言う。

「日本が世界一となった09年大会後は、あのイチロー(当時マリナーズ)がオープン戦で疲労と目まいを訴え途中交代。『出血性の胃潰瘍』と診断され、メジャー9年目で初めて15日間の故障者リストに入った。2大会連続MVPの松坂(当時レッドソックス)も、この年は右肩痛などで2度の故障者リスト入り。08年の18勝3敗から4勝6敗と成績を落とし、シーズン後に『股関節に不安を抱えながらWBCに出場していた』と漏らした。毎回主力が激戦の代償を払っています」

 大勢は巨人の絶対的セットアッパー。先発陣が脆弱なだけに、守護神マルティネスらと形成する救援陣はチームの生命線でもある。大勢の「WBC後遺症」を誰よりも心配しているのは、他ならぬ巨人の阿部監督かもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 その阿部監督はいまチーム内で厳しい立場に置かれている。なんでも、マエケン獲得失敗の原因こそ阿部監督にあるという見方が広がっているからだ。いったいどういうことか。チーム内に不協和音を広げたその独善的な言動とは。

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