フィギュア坂本花織を狙うベルギーの刺客 ルナ・ヘンドリックスは欧州選手権こそ出遅れも要警戒

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 フィギュアスケートの欧州選手権(英シェフィールド)が日本時間15日未明に開幕。

 初日は女子ショートプログラム(SP)を行い、2024年覇者のルナ・ヘンドリックス(26=ベルギー)が63.34点で5位と出遅れた。

 4位入賞した24年の世界選手権以降は右足の故障に苦しみ、昨年2月に手術。一時は歩くのがやっとだったが、懸命なリハビリの甲斐もあり、驚異的な回復を見せ、同年9月のミラノ・コルティナ五輪世界最終予選(北京)で3位。3度目の出場権を勝ち取った。

 2季ぶりに出場した今季のグランプリ(GP)シリーズNHK杯(11月=大阪)では3位に入って完全復活をアピール。同フィンランド大会では体調不良を訴えてフリーを棄権したため、GPファイナル出場はならなかったものの、ミラノ五輪ではメダル候補の1人だ。

 世界選手権、GPシリーズで実績を残し、第1人者としてベルギーのフィギュアスケート界をけん引。欧州では「大物食い」として知られ、21年GPシリーズのイタリア大会では、22年北京五輪金メダルのアンナ・シェルバコワらのロシア勢を抑えてSP首位。フリーで得点を伸ばせず、優勝はならなかったが、初めてGPシリーズの表彰台に立つと、一躍、ロシア勢の対抗馬として注目された。

 今季限りで引退を表明している北京五輪銅メダルの坂本花織(25)同様、五輪を最後にリンクを去る意向を明かしている。

 五輪本番で大物食いとしての本領を発揮すれば、2大会連続表彰台を狙う坂本には厄介な存在になりそうだ。

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