大谷翔平が“反論”も…ドジャースが他球団から猛烈批判に晒される根本原因
法の抜け穴をかいくぐる行為と受け取る人も多い
が、もらうだけもらって補強に使わない球団も中にはある。そういった球団は論外として、ファンのカネを補強に還元してチームを強化するのはある意味、当然のこと。大谷の発言は至極もっともとはいえ、多くの球団のオーナーやフロントがドジャースを批判するのはチーム強化の手法、カネの使い方に疑念をもっているからだ。特派員のひとりがこう言った。
「大谷翔平、山本由伸(27)、佐々木朗希(24)の3人の獲得に関してはタンパリング疑惑があった。実際、他球団がMLBに対して『ドジャースのタンパリングだ』と抗議したこともある。総額1500億円超の後払い契約も、他球団の批判の対象となっている。後払い契約は要するにぜいたく税対策ですからね。大谷が自ら10年総額約1100億円の97%を後払いにしたときは米国で『よくぞ思いついた。ブラボー!』との声が上がる一方で、総年俸が一定額を超えた球団に罰金を科す課徴金制度の趣旨をないがしろにするものだとの批判もあった。法の抜け穴をかいくぐる行為と受け取る人も多かったのです」
メジャーの選手会とオーナー側が結んでいる労使協定は今年12月1日に失効する。オーナー側が年俸総額を規定するサラリーキャップ制の導入を主張しているのに対し、選手会側は強く反発している。期限までに両者が同意に至らなければ、ロックアウトに突入するとみられている。
オーナー側がサラリーキャップ制を導入したがっている大きな理由のひとつはドジャースの金満補強ながら、他球団の怒りは単にドジャースが大金を投じているからではない。その根底にはルール違反スレスレ、制度の間隙を突く手法があるのだ。


















