メッシ3発の王者アルゼンチンvs29年ぶり白星のオーストリア 両国の特徴をざっくり紹介

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アルゼンチン

 本時間23日午前2時、1次リーグJ組第2節で、初戦を白星で飾ったアルゼンチンとオーストリアが激突する。連覇を狙う王者はメッシのハットトリックでアルジェリアに3―0で快勝。一方、29年ぶり出場のオーストリアもヨルダンを3―1で下し、36年ぶりのW杯勝利を挙げた。メッシを軸に高い完成度を誇る王者と、ラングニック監督仕込みのカウンタープレスを武器とする古豪。ともに勝ち点3で迎える全勝対決を前に、両国の特徴とキーマンを紹介する。

  ◇  ◇  ◇

 狙うは連覇、ただひとつだ。

 南米予選は2位のエクアドルに勝ち点差9をつけて首位突破。王者としての実力と威厳を見せつけた。

 顔ぶれは4年前の優勝メンバーと大きく変わらない。22年大会で若手だったマク・アリステルやエンソ・フェルナンデスといった選手がチームを牽引する中堅に成長。「サッカー界の至宝」メッシを欠いてもチーム力を維持できるよう、戦術やプレーの完成度を高めた。メッシ依存からの脱却はすぐそこまできている。

 一方で今年39歳のベテランが出場すれば、得点力は確実に上がる。その半面、守備を免除されることによる「穴」が出現する。

 4年前は残りの9選手がハードワークをこなすことでメッシの守備力を補填し、頂点にたどり着いた。しかし、今回は出場国が32から48に拡大したことに伴い、試合数も増加。米国、カナダ、メキシコの3カ国合同開催のため、会場移動の負担も増える。スカローニ監督は選手のやりくりに苦労するかもしれない。

 連覇へのもうひとつの不安材料は実戦不足。中東情勢悪化の影響でスペインとのテストマッチが中止になり、前回大会の決勝以降、欧州勢とは一度も対戦することなくW杯本番を迎えることに。

 1次リーグ突破は確実視されるものの、懸念材料の払拭がカギとなりそうだ。58年、62年のブラジル代表以来となる2カ国目の連覇を成し遂げることができるか。

・過去最高 優勝(3回)
・前回大会 優勝
・予選成績 南米予選1位12勝4敗2分

■キーマン:リオネル・メッシ

 神様、仏様、メッシ様──。4年前「今回で最後」といわれていたがまさかの代表入り。ボールタッチの回数は減り、かつてのスピードもない。

 それでも南米予選は18試合中6試合を欠場しながら8得点で得点王。「必殺仕事人」さながらだ。

 プレーだけでなく記録からも目が離せない。出場すれば自身6度目のW杯となり、史上初の快挙。すでに最多記録であるW杯出場記録26試合が更新される。クローゼ(ドイツ)の持つ最多得点記録(16得点)にはあと3点に迫っている(大会前時点で通算13得点)。

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