対戦成績だけじゃない!「実力のパ」が「人気のセ」を圧倒する金儲けのカラクリ
選手会が発表した2026年度の年俸調査でも、ソフトバンクは会員である支配下公示選手の平均年俸が8706万円で12球団トップだった。外国人選手を含む総年俸も12球団一とみられる。
成績面でも文句なしだ。2010年以降、昨季までの16シーズンでリーグ優勝は8度、日本一も8度。Bクラスは2013年と2021年の4位、わずか2度だけである。常勝チームを維持し、観客を集め、球場ビジネスで稼ぐ。強いから儲かり、儲かるからさらに強くなる、という好循環になっている。
今季の交流戦は、ソフトバンクを筆頭にパ球団の勢いが目立つ。かつては「人気のセ、実力のパ」と言われた。リーグ全体の観客動員ではセが上回るものの、パにも高集客、高収益の球団が増えている。
新庄剛志監督率いる日本ハムもその代表格だ。エスコンフィールド北海道での2025年主催公式戦の観客動員は223万2364人に達し、北海道移転後の最多記録を更新した。球場と周辺エリアの運営・管理を担うファイターズ スポーツ&エンターテイメントの2025年12月期決算では、最終利益が約49億円に拡大。一方で、球団会社は選手年俸の増加などもあって12億6200万円の純損失を計上したが、球団とボールパーク事業を一体で見れば、収益構造は大きく変わりつつある。


















