故・釜本邦茂さんと主治医の物語…不世出のストライカーの遺影を手にスウェーデン戦を現地観戦
「釜本さんの遺影を掲げた試合は<負け知らず>」
釜本氏は2023年以降、体調を崩すことが多くなったが、折に触れて「北中米W杯、見に行きたいなぁ~。そのためにも元気にならないとアカンなぁ~」という言葉を聞かされていた坂井院長は修子夫人に相談。白いワイシャツ姿で満面の笑みを浮かべている写真を預かってスーツケースに入れた。
「スタンドで写真を掲げていると釜本さんの早大時代の3学年上の先輩でメキシコ五輪銅メダルチームの仲間でもある松本育夫さん(84)に話し掛けられたり、サッカー関係者やファンの皆さまと交流ができました。決勝トーナメント一回戦のブラジル戦は、まだアメリカに滞在しているのですが、スウェーデン戦を一緒に観戦した妻・千秋(京都大医学部脳外科准教授)ともども学会に出席せねばならず、残念ながらスタンド観戦はかないません。釜本さんの遺影を掲げた試合は、ドロー決着と言えども<負け知らず>ですからね。何とかブラジル戦も観戦したいのですが……。でも、今の森保ジャパンだったら、必ずブラジルを倒して勝ち上がってくれるでしょう」
ブラジルとの一大決戦は、日本時間7月1日の午前2時キックオフだ。


















