佐々木麟太郎を待ち受ける「8巡目指名」の地獄…メジャー到達率20%、過酷すぎる生存競争
少しの足踏みでもアウト
「佐々木と同様に一塁専任と見なされ、守備の評価が低かった。しかし入団直後から圧倒的な打撃成績を残し、メジャーへと駆け上がっていきました」と、米メディア関係者がこう続ける。
「1年目はルーキー級で18本塁打、2年目のハイA級で35本塁打、42二塁打をマークし、リーグMVPを獲得した。しかし、当時のメディアによれば、年間161三振を喫したことで『選球眼に問題がある』と懐疑的に見るスカウトもいたほど。それでも、3年目はAA級で打率.306、30本塁打を放ったうえ、82四球を選んで出塁率.435をマーク。同年8月にAAA級をすっ飛ばしてメジャー契約を勝ち取った。昇格した翌日のジャイアンツ戦ではサイ・ヤング賞右腕のリンスカムからプロ初本塁打。同年のポストシーズンでも満塁弾を放つ大活躍を見せたことで、メジャーに定着しました。ゴールドシュミットの例はあくまでレアケース。一塁専門は遊撃手や捕手のように守備からアピールすることは難しいうえ、マイナーで少しでも足踏みすれば、毎年大量に入ってくる有望選手に取って代わられる。佐々木がメジャーで活躍するためには、とにかく1年目から打ちまくるしかないでしょう」
佐々木はゴールドシュミットになれるのか、あるいはその他大勢で終わるのか。マーリンズ入りを決断した場合、相応の覚悟が必要になる。


















