東大を目指したり、大リーグに挑戦したり…最近の高校球児は夏の甲子園が「最終ゴール」ではない

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 彼が甲子園に出場できていれば、彼の人生は大きく変わったのではなかったか。

 ところで、華やかに見える高校球児たちの“裏”では、喫煙、飲酒をはじめ、上級生から下級生への度を越した“可愛がり”と称する暴力沙汰などが頻発して、FRIDAYや週刊誌に何度も暴露された。

 清原和博、桑田真澄などを擁して黄金時代を築いたPL学園野球部は、数々の暴力沙汰や死亡事件までを長年隠蔽してきたことが発覚して大問題になり、新入部員も急激に減り、2016年に廃部。翌17年に日本高等学校野球連盟に脱退届が提出され、その歴史を閉じた。

 やはり名門の広陵高校は昨夏、下級生へのイジメなどを発端に、甲子園大会途中で出場を辞退する異常事態になったのは記憶に新しい。

 しかし、そんな負のイメージを一新させる取り組みを始めている高校があると、ノンフィクションライターの柳川悠二が週刊現代(8月17日号)でリポートしている。

 一つは菊池雄星や大谷翔平を輩出した花巻東高校。名監督とうたわれる佐々木洋(51)の長男・佐々木麟太郎は高校時代に140本のホームランを打ち、アメリカの名門大学に留学して、今夏、メジャーリーグのマーリンズへ入団することを決断した。

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