巨人はなぜ「庭」で阪神に勝てない? 東京ドームで2勝8敗…本塁打攻勢の“お株”奪われる皮肉

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 阪神の86本塁打はリーグトップ。そのうち巨人戦は15本。内訳は東京ドームで12本、甲子園ではたったの3本だ。

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)が「かつて本塁打攻勢といえば、狭い東京ドームを本拠地とする巨人の専売特許だった。貧打の年も本塁打の数は1位のことが多かったですが……」とこう言う。

「巨人の本塁打数はリーグ4位(76本)。昨オフに4番の岡本がメジャーへ流出した穴が埋まっていない。一発の期待が持てるのは、この日もソロを打ったダルベック(19本=リーグ3位)くらい。今では阪神の森下(27本=同1位)、佐藤(同24本=2位)、大山(同13本=8位タイ)がクリーンアップに座る阪神のウリになっているのだから寂しい限りです」

 高橋氏が続ける。

「東京ドームで阪神に勝つためには、投手陣が阪神打線を封じること。データを洗い出し、もう一度対策を練り直して、コントロールミスを減らす以外にない。その上で、もっと打線が援護しないことには、今はなんとか踏ん張っている投手陣が、9月以降の勝負どころでガス欠を起こしますよ」

 優勝争いのカギは、阪神との「外弁慶」の克服にかかっている。

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