元小結・常幸龍貴之さんは土俵付きレストランの店長に「序の口デビュー27連勝」の記録持つ

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現役やめて楽になった。だって毎日交通事故に遭っているようなものだもの

「でも、引退して勝負師じゃなくなったんで、心身ともに楽になりました。現役時代は毎朝目覚めると首とか腰とか体のどこかが痛い。力士はみんな同じですけどね。200キロ近い力士たちとぶつかり稽古をする衝撃は、毎日交通事故に遭っているようなもの。場所中は帰宅後、自分の取組を何度も見直し、翌日の相手の取組も初日から全部見て研究し、『明日はどう取ろうか』と考えながら寝る。だからよく眠れず、翌朝はシミュレーションしながら稽古して……そんな毎日でしたから」

 25歳のときに結婚した3歳年上の真美夫人、中1の長男、小1の次男と、墨田区内のマンションで4人暮らし。休日は息子2人と相撲道場に通う。

 (取材・文=中野裕子)

▽常幸龍貴之(じょうこうりゅう・たかゆき) 1988年8月7日、東京・北区生まれ。本名・佐久間貴之。小2で相撲を始め、埼玉栄高校から日本大学へ進み、2年のとき学生横綱に。2011年、北の湖部屋入門。デビューから27連勝のほか、所要9場所での新入幕など史上1位の記録を打ち立てた。14年に小結に昇進したが、ケガに苦しみ22年引退。

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