投資ファンドEQT対LINEヤフーで長期化する「カカクコム争奪戦」はどうなる?
「食べログ」や「価格.com」などを運営するカカクコムの争奪戦が長期化している。
買収を目指すスウェーデンの投資ファンド・EQTは14日、TOB(株式公開買い付け)をめぐり、1株あたりの金額を3681円から3682円に「1円」引き上げて、10月28日まで期間を延長すると発表した。価格の引き上げは6回目、期間延長は9度目となる。
カカクコムをめぐっては、EQTが5月にTOBを開始、カカクコムも賛同した。これに対して7月にLINEヤフーとアメリカの投資ファンド・ベインキャピタルの連合が対抗して買収提案し、争奪戦に発展している。
LINEヤフー側は、カカクコムの大株主であるKDDIの協力が得られれば、買い付け価格を3720円に引き上げ、協力を得られない場合は3597円とする対抗案を打ち出している。
一方、EQT側は、価格の引き上げを最小限にとどめ、期間を延長する作戦に出ている構図だ。
カカクコムは、パソコン周辺機器メーカーのメルコで営業職にあった槙野光昭氏が、製品の秋葉原店頭価格を頻繁に調査する営業経験から、秋葉原の商品価格を一覧する価格比較ウェブサイトは需要があると考えて1997年に創業した。


















