(4)スマホ決済を家計管理に生かす方法
スマホ決済を利用することの利点というと、ポイント還元が一番に思い浮かぶかもしれません。年間200万円の買い物をして、1%の還元を受けられた場合で2万円。2万円あれば、スーパーで何度か買い物ができるため、確かにお得だといえます。
一方で、付与されるポイントを目当てに買い物をしすぎてしまうと本末転倒なわけですから、ポイント還元に振り回されないよう「ポイントの有無で消費行動を変えない」といった消費ポリシーを心がけることも重要になります。
ファイナンシャルプランナーの視点だと、ポイント還元によるお得というよりは、消費データが自動的に蓄積されることの効果が大きいと考えています。
家計管理には短期、中期、長期の3つの視点があります。短期はいわゆる家計簿などによる「支出管理」、中期は年に1度、口座の残高を棚卸しするような「資産管理」、長期は10年後、20年後の資産推移やキャッシュフローを整理する「未来予測」の視点です。
家計改善というと、多くの方が家計簿をつける支出管理から取りかかりたくなりますが、実はこれは万人にとって取り組みやすい方法とはいえません。日々記帳してその結果を振り返ることは、誰にでもできる簡単なことではないからです。
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