巨人に「織田翔希を誰が育てるのか」問題…入団しても早期メジャー容認なら“時間との勝負”に
「少なくとも2~3年は鍛える必要がある」
そもそも織田は完成された即戦力投手ではない。あるパ球団のスカウトはこう言った。
「潜在能力の高さは言うまでもないが、一軍で活躍するためには、体づくりに加え、直球、変化球の精度を磨く必要がある。少なくとも2~3年は鍛える必要があるとみています。フロント、現場の育て方次第で、織田の将来が大きく左右されるのではないか」
織田が入団したとしても、当面は二軍で経験を積むことになるだろう。フォームや球質、球種の精度アップはもちろん、筋力強化、故障予防、食事に至るまで、トレーニング、コンディショニング部門と連携したサポート体制が不可欠だ。
今季の巨人の投手コーチは、山口鉄也、大竹寛両コーチが二軍、野上亮磨、西村健太朗両コーチが三軍を担当したが、新体制で誰が残り、誰が加わるのか。
しかも巨人には時間的な余裕がない。米球界挑戦を望む織田を翻意させるには、早期のポスティング容認が交渉材料になる可能性が高い。数年後の移籍を想定するなら、悠長に構えているわけにはいかない。アッと驚く強行指名を敢行した巨人の覚悟が試されている。


















