「深夜食堂」は胸が熱くなる…食欲の秋にふさわしい“食堂ドラマ”が出揃った!
秋ドラマが出揃うなか待ちに待った「深夜食堂」(TBS系)が帰ってきた! 安倍夜郎による漫画を原作に2009年から続くシリーズ、7年ぶり新作で今回が「第六部」。オープニングの郷愁誘う歌と新宿の夜の街並みもそのまま。始まってすぐにもう泣きそうになった。第1話のサブタイトルは「お待たせ!」だ。
描かれるのは21年のコロナ禍。小林薫演じるマスターの店「めしや」のカウンターにはアクリル板や消毒薬が置かれ、壁には「ソーシャルディスタンス願います」の張り紙。忘れていたあの頃が蘇ってくる。マスターも常連客もマスク姿。せっかくの再会なのに誰が誰だかわからずもどかしい。だが、ひとたびマスクを外せば懐かしい顔ぶれが。一気に「深夜食堂」の世界に引き込まれた。
ところが、営業は午後8時まで。不要不急の外出禁止に、店は閑古鳥が鳴き休業を余儀なくされる。店先には「休業」の張り紙。常連客が訪ねるも、マスターは不在。そして10月1日、ようやく営業再開に。常連が集まり、それぞれお気に入りの料理を味わう。ああ、この人たちにまた会えたと思うと胸が熱くなる。
松重豊演じるヤクザの竜が舎弟のゲン(山中崇)と並び、いつもの「タコさんウインナー」を味わう。ゲンが「やっぱうまいっすよね」と口にすると、「わかってること、いちいち口に出すな」とたしなめる竜に「孤独のグルメ」の五郎さんが重なり、笑ってしまった。
■不思議な世界観の「十六夜膳房」
ほかにもこの秋は食を題材にしたドラマが充実している。日本テレビ系「十六夜膳房」は黄泉の食堂を舞台に死者が抱える未練や後悔を、料理を通して描く。
フシギな世界観と思ったら原作は中国の人気小説で韓国でも話題になったとか。主演は中村蒼、猫の声は渋谷凪咲。


















