高市総理よ、早まるな!「買春」処罰化は女性の救済にも犯罪防止にもつながらない

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「俺の班は風俗班だからよ~、おまえもトルコ風呂(今のソープランド)取材に行ってもらう」

 1973年、入社3年目の28歳。月刊誌から週刊現代に異動してきた私に、S副編集長がこう宣告した。当時、風俗情報は週刊誌には欠かせない売り物だった。

「昇天度100%! 新宿のトルコ○〇のY子のテクは最高!!」

 こんな体験記が毎号載っていた。私も月に1、2回、Sから「お風呂代」をもらって、身をていして“突撃取材”をした。トルコ嬢が名前を書いてくれた名刺が領収書代わり。帰ってきてデータ原稿を書きなぐり、アンカーマンに渡す。

 私より“ウブ”な同僚がいた。取材から帰ってくると感激してSに、「彼女は処女でした!」と報告して、「バ~カ」と怒鳴られていた。

 この国には売春防止法(1956年)がある一方で、“善良な風俗の保持”をうたう風営法(1948年公布.2025年に改正)がある。このダブルスタンダードがあるため、女性の有識者たちから「この国は売春天国」と非難され続けてきた。

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