「やっぱり、飲みにケーションでしょ!」細田収著

公開日: 更新日:

■自分のことより相手のことをよく聞くのが“飲みにケーション”上手

 数多くのビジネス書が発行されているが細田収著「やっぱり、飲みにケーションでしょ!」(KADOKAWA 1300円)が教えるのは、酒の席でのコミュニケーション術。大きなビジネスほど、飲み会でいかに上手な対応をするかが鍵になると説く。

 本来、仕事相手と、仕事の話題以外で3時間も話すことなど至難の業。ビジネスシーンではあり得ないことだ。ところが、酒の席ではそれが可能になる。大きなビジネスほど、最後に大切になるのは人間同士の信頼関係だ。そのため、相手を知り、自分のことも知ってもらう飲み会が、ビジネスの成功には不可欠となる。

 本書では、円滑な“飲みにケーション”のための7つのルールを解説。まず大切なのが、「相手を理解する」こと。そのためには相手に質問をするのだが、答えにくい質問はもちろんタブー。フェイスブックなどで事前にリサーチし、「最近、犬を飼い始めたんですってね」など、相手が答えやすくて興味のある質問をしよう。相手が「よくご存じで!」と言うような質問をすることは、“あなたにとても興味がある”というアピールにもつながる。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ