「『血管を鍛える』と超健康になる!」池谷敏郎著

公開日: 更新日:

 私たちの血管は加齢とともに動脈硬化が進み、しなやかさを失って血液が流れる内腔が狭くなってくる。皮膚や髪と同様に血管の老化は仕方がないものの、その進行を抑えて若さを維持する方法もある。

 その鍵を握るのが「NO(一酸化窒素)」。血管内皮細胞から分泌され、血流を良くしたり血管壁の弾力を維持する働きがある。加齢や生活習慣病によってNOの分泌量は減少するが、生活習慣の工夫で分泌量を増やすことも可能だ。

 例えば、ウオーキング。時間は気にせず、「いつもより5センチ歩幅を大きく」と「少し速め」を心がけると良い。また、食事にショウガを取り入れるのもお勧め。辛味成分であるジンゲロールが、NOの分泌を促してくれるそうだ。

(三笠書房 590円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー