「35歳のチェックリスト」齋藤孝著

公開日: 更新日:

 古人いわく「三十にして立つ」。いまどきのアラサー、アラフォー世代には耳の痛い話だろうが、確かに30代は自信もつき、体力気力も充実。何かを始めるのには最適だ。ビートたけしも「半沢直樹」の原作者も30代にブレークしたのだ。ついでながら「テルマエ・ロマエ」の女性漫画家は35歳で14歳下の彼と結婚。というわけで35歳を「心の棚卸し」と位置付ける著者はテレビでおなじみの教育学者。転職・独立・起業も35歳ならOK。企業人なら引く手あまたであちこちのプロジェクトから呼ばれたいところでもある。ちなみに著者は今年で54歳のはず。

(光文社 740円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因